2003年 10月 23日
道頓堀
ごみ箱とちゃうねん
先日、博多へ行った折、日本シリーズで阪神タイガースファンが押し寄せるので、気の荒い博多っ子と虎キチの出入りになったらどげんしょう、店を閉めた方がいいかななどという物騒な話題でもちきりであった。甲子園かどこか、兵庫県内で騒いでくれたらいいのに、大阪の道頓堀に飛び込む五千人ものアホどものおかげで、しかも先日のリーグ優勝の時に死者が出たので、もうもう全国的に大阪のイメージが悪くなっている。五千人となると一部のファンでは済まされないと九州人は言う。
それより、あの道頓堀とは一体何なのか、という話になった。テレビのニュースで大掃除の様子が写されていたが、堀の中から、自転車はじめ、家電製品、粗大ごみ、まあ次から次に出てくる、出てくる。大阪の人はなんでんかんでん道頓堀に捨てんしゃると? きたなかねえ…などと言われて「むっ!」としたが、大阪人である私も同感である。自分の都合でパブリック感覚が全くなくなってしまい、どこででも電話をかけてるし、化粧もしてるし、大阪という町は自分とこのごみ箱や、と思い込んでる家族を近ごろ多く見かける。
何年掃除してないか知らないが、道頓堀のどぶさらえは、せめて一年に一回ずつでも行って、ごみを捨てた者に重い罰則や罰金を取るなどしたらいかがなものか。
きれいな水には良い波動があって、水辺にいるだけでも癒やされる。道頓堀の水が、イワナが生息できるような清水になったとしても、戎橋という立派な橋を「ひっかけ橋」と呼んで、行き所のないような若者が何かを求めてさまようのだろうか。 (三林京子=女優)
三林さんのホームページのアドレスは
http://3bayashi.com
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